話しはさかのぼって、先月18日。
6月 3日から始まる土樽駅の工事を前に、同駅を観察するために訪れてみた。
既にJR東日本新潟支社のプレスリリースでも書かれているとおり、上越線土樽駅で
ホームの改良工事が行われるため、6月3日~6月26日の間通過扱いになるとのことだった。
しかしながら、どのような工事が行われるのか詳細がはっきりしなかった。
この機会に現在の土樽駅を記録したいと考え、列車を利用して向かうことにした。
当日、723Mで水上に向かい長岡行に乗り継ぐ。
長岡行きは短い115系2両編成。もっとも乗客も15人ぐらいと少なかった。
確かに、朝から天気もあまり良くなかったので、人手が少ないのかなとも思ったが...

(1731M・長岡行。水上駅にて)
湯桧曽駅の手前で新清水トンネルに入ると、モグラ駅と表現される土合駅に停車。
登山客とおぼしき客が降車していった。
土合からさらにトンネル内を約7分ほど走るとトンネルを抜ける。
川端康成の「雪国」の行ではないが、トンネルを抜けると天気は一変。快晴だった。
トンネルを抜けると側線側に入り、土樽駅に到着。
早速、ホームや駅舎などを記録する。

(土樽駅上りホーム)

(土樽駅下りホーム)

(土樽駅駅舎)
駅舎脇には、クマ出没注意の看板が立てられていた。
確かに近隣の民家といえば、下り線側の土樽山荘ぐらいしか見当たらない。
後は、少し山を登ったところにある、関越の土樽PAぐらいか?

(駅前にあったクマ出没注意の看板)
ところで、土樽駅の構内には一応上下の渡り線が設置されているが、普段はあまり使用していないようだ。
異常時などには使用されるのだろうけど、関係する信号機が無いので手動で扱われるのだろう。
このような機器類はあまり扱われないことを願うばかりだ。

(上下の渡り線)
なお、先述した改良工事だが、まだ工事を行っているような様子は確認できなかった。
これから行われるのか、列車が通過する期間に行われるのだろう。
ただ、いずれにしても、列車を通過してまで行う工事となれば、中規模~大規模なものかもしれない。
ちなみに、列車を通過して工事を行う期間は、土樽~越後中里間はタクシーで代行運転を行うとのこと。
また、土合~土樽間の利用客はあまりいないようで、同区間には代行輸送は設定されていない。
もっとも、同区間を道路で移動すると、国道利用でも高速利用でも無駄に遠回りすることになるため、
隣接駅間ながら、こちらの区間については設定されなかったのだろう。
さらに次の列車まで1時間以上時間があったため、新清水トンネルを抜けて進行車窓左側に見える
慰霊碑も訪れる。こういうことでもないと、なかなか訪れることがない。
それにしても、この2本の国境を貫くトンネル(清水・新清水)の存在がなければ、上越線は碓氷峠廃止後の
信越線・高崎~横川間のような寂れた路線だったかもしれないし、群馬県や新潟県もここまで発展しなかった
かもしれない。
そんなことを考えつつ、トンネルの存在に感謝しながら慰霊碑の前で手を合わせた。

(下り線脇に建立されている慰霊碑)
そして帰り道、新清水トンネルの土樽側出口なども回ってみた。

(新清水トンネル・土樽側出口)
列車からは観察できなかったが、保守用の自動車(軌陸車)がトンネル内に乗り入れられるよう、
入り口付近はしっかり舗装されていた。それに引き替え清水トンネルの方は...

(清水トンネルへの作業用通路とおぼしき階段)
途中、土樽駅の入り口付近にバス停が。日に数本やってくるようだが...

(土樽駅近くのバス停)
次に乗車するのは上り列車。
このまま新潟方面をめざしても良かったのだが、水上行の臨時列車に乗車し土合駅をめざすことに。
最近のコメント