北海道3日目:「ふらり」というバス停
6月19日(土)
北海道の旅 3日目。
東根室駅を出て、今度はひたすら東を目指す。
次に目指したのは、納沙布岬。
前日の朝、ノシャップ岬、宗谷岬と訪れたことを考えれば、必然だったのかもしれない。
そうでなくても、北海道では、襟裳岬に訪れた、バスの車中から白神岬を見ていれば...
ということで、根室半島の先端にある納沙布岬を目指す。
土曜日の午後だったが、納沙布岬への道は、車もなく空いていた。
前の記事の東根室駅は、今回のレンタカーの副産物だったりする。
というのも、当初は宗谷岬と同様に路線バスの利用を検討していた。
しかし、訪れる土休日はどういうわけか観光客には少し冷たいダイヤだった。
◆ダイヤ
(列車)
根室着 15時28分
(バス:根室交通)
根室駅 15時55分発 → 納沙布岬 16時30分着
納沙布岬 16時40分発 → 根室駅 17時15分着
納沙布岬 17時10分発 → 根室駅 17時45分着 ※土休日運休
納沙布岬 18時35分発 → 根室駅 19時10分着
(列車)
根室発 19時10分
と、路線バスを利用すると、納沙布岬で到着してすぐ帰ることになってしまう。
さらに、2時間見学した場合は、帰りの列車に間に合わなくなる。
(ただし、最終の釧路行快速「ノサップ」にはいちおう間に合うが...)
もっとも、納沙布岬にバスで訪れようという観光客が、あまりいないのかもしれない。
このことが、レンタカーを利用しようと判断させた。
ちなみに、この路線を運行する根室交通では、10月にダイヤ改正が行われている。
この改正で土休日には、納沙布岬17時55分発のバスが運行されている。
納沙布岬への途中、「フラリ」と書かれたバス停が。
一体何のことだろうと思い、”ふらり”と引き返してみる。
そのバス停には、確かに「フラリ」と書かれており、待合室も完備されていた。
(待合室が完備されたふらりバス停)
で、その「フラリ」もしく「ふらり」は、フラッと名付けたわけじゃあるまい。
と思いつつ、再び車を走らせようとすると、道路脇に「婦羅理岬道路」と看板が。
(婦羅理岬道路の看板)
その「ふらり」。
この記事を書くにあたり、色々と調べてみたところ、根室拓殖鉄道に同名の駅が。
おそらくこの辺りに、婦羅理駅があったのだろう。
で、地名の方は、アイヌ語が発端となっている地名なのだろう。
そして、東根室を出て30分程で納沙布岬に到着する。
(つづく)
« 北海道3日目:日本で一番東にある駅・東根室 | トップページ | 北海道3日目:納沙布岬にて »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 北へ'13冬 釧路市内を散策(2013.02.15)
- 木曽福島へ④(塩尻から木曽福島へ)(2012.05.15)
- 木曽福島へ③(辰野経由で塩尻へ)(2012.05.14)
- 木曽福島へ②(八ヶ岳高原列車と元気甲斐)(2012.05.14)
- 木曽福島へ①(小海線で野辺山へ)(2012.05.13)
「バス:路線バス」カテゴリの記事
- 大胡駅行きのバスに揺られて...(2011.01.05)
- 10'夏の18(3) 高速鳴門バス停=小鳴門橋バス停(2010.11.19)
- 出張で影森へ...(2010.11.09)
- 北海道3日目:「ふらり」というバス停(2010.10.29)
- 北海道2日目:宗谷岬へ(2010.10.01)
「鉄道」カテゴリの記事
- 木曽福島へ①(小海線で野辺山へ)(2012.05.13)
- 185系を撮影'12(5) … 湘南色の「草津」を撮影(2012.01.06)
- 185系を撮影'12(4) … すれ違いを狙うも撃沈(2012.01.05)
「鉄:北海道」カテゴリの記事
- 北へ'13冬 SL冬の湿原号を撮影②(2013.02.24)
- 北へ'13冬 石北貨物を撮影(2013.02.26)
- 北へ'13冬 SL冬の湿原号を撮影①(2013.02.21)
- 北へ'13冬 根室本線で撮影②(2013.02.14)
- 北へ'13冬 根室本線で撮影①(2013.02.12)
「駅」カテゴリの記事
- 11冬 長電(5) 屋代線松代駅へ(2011.03.05)
- 青森11冬:④新青森にて。E5系をもう一度...(2011.03.02)
- 10'青森撮影(1) 新幹線延伸直前の青森へ(2011.01.13)
- 北海道3日目:「ふらり」というバス停(2010.10.29)
- 北海道3日目:日本で一番東にある駅・東根室(2010.10.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント