奈半利からバスで南下する
8月24日(月)
高架駅の終点・奈半利駅に降り立ち、今度はバスに乗り継ぐ。
このまま後免に戻ってもよかったが、徳島以南の牟岐線の乗りつぶしを考えると、
コストを考えても路線バスに乗車し、室戸岬経由で安佐海岸鉄道の甲浦駅に
向かった方が、時間は早いと判断し、国盗り合戦では特に必要としていない、
室戸岬を目指すことにした。
当日。
奈半利駅前から、高知東部交通の室戸経由ディープシーワールド行のバスに乗車。
乗車したのは、どちらかというと型が古いタイプの車両だった。
乗客は10人ほど。さすがに夏休みとはいえ月曜日だったし、奈半利駅を昼頃出る
バスということで、比較的空いていた。
なお、今回は海が見たいなということで、進行左側の席に乗車したが...
天気に恵まれ窓際は暑く、しかも寝不足だったため、気がつけば半分以上の区間で
ウトウトし、気がつけば、バスは室戸市内に入っていた。
なお、乗車したバスは、室戸岬まで行くことは可能だったが、その先へは1時間以上
待つ必要があった。また、今回は、旅行に出る前に室戸岬周辺で何か美味しいものを
食べられるか調べてみたが、どうやら室戸岬周辺には、食事を摂れるところがあまり
無いようだった。昨年訪れた襟裳岬とは、格段の違いだった。
そして調べていくうちに、高知東部交通の室戸営業所の近くにある、海の駅とろむの
「ぢばうま八」という食事処がヒットしたので、ここで昼食を摂ってから、タクシーで
室戸岬に行けばいいかと判断した。
ということで、裏通りにある高知県東部交通の室戸営業所で下車。
バス停で時刻表を見ると、室戸岬までならば甲浦行の前にもう1本あることが判った。
しかし、次のバスまで40分ほどとかなり忙しい。
ただ、ここで迷っても仕方がないので、とりあえず路地を抜けて国道に出る。
ほどなく、「室戸岬漁港(新港)」とともに、「海の駅とろむ」の案内板が。
迷うことなく、道の駅とろむの「ぢばうま八」に到着する。
(道の駅とろむの「ぢばうま八」)
店に入ると、家族連れが2組と、ツーリングで立ち寄った風の1組。
しかも、家族連れは直前に入ったようで、ちょうどオーダーを聞かれているようだ。
さすがにこれはバスは厳しいなと思いつつ、せっかく高知県に来たのだからと、
鰹のたたき定食をオーダーした。
それから数分後。切って盛りつけるだけの刺身定食は出てくるのも早い。
これならバスに間に合うなと、食べるスピードが加速する。
無論、バスに間に合わせるためもあったが、それ以上に美味しかったので、
食が進んだということなのだろう。
ということで、店に入り、15分後には店を後にしていた。
吉野家じゃないんだからという声が聞こえてきそうだが...
(つづく)
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