四国へ。しかも船で...
3月22日(土)
茶屋町から乗車した列車で宇野駅に到着。1面2線のコンパクトにまとめられた駅だった。
瀬戸大橋開通後は、メインルートから外れてしまったり、若干移転した分、そう感じるのだろうか?
まず、駅舎の撮影から。
(宇野駅駅舎)
本当ならば瀬戸大橋線を一往復して、四国初上陸を目指すつもりだったのだが。
前日、会社の先輩と携帯メールのやりとりをしていると、
「瀬戸内海は、橋で渡るのもいいけど、船に乗って四国に上陸をしなければ...」と。
そこで考えが変わり、せっかくなのだからとフェリーの時間を調べると、宇野~高松間約1時間。
後の行程を考えても、どうにかなりそうだなと判断し、予定より早い電車で茶屋町経由で宇野に向かっていた。
ということで、駅舎を撮影した後、駅前にあるフェリー乗り場へ向かう。
今回乗船したのは四国フェリー。駅から近い乗り場だったということが理由で選んだ。
(宇野港フェリー乗り場)
フェリー乗り場の壁に「人だけでも乗船OK」と書かれていたのが印象的だった。
フェリー乗り場に到着すると、高松行の船は出港直前。乗船券を購入し飛び乗る。
ちなみに船賃は390円。随分安いんだなと感じる。
約1時間、客室でのんびり過ごしてもよかったが、この日は晴天。
しかも、風はあまり無いので屋上へ。なんだかとても心地よい。
宇野港を出てすぐ、造船所が数箇所あったが、そのうちの一つに小笠原諸島への高速船
「スーパーライナーおがさわら(テクノスーパーライナー)」が係留されていた。
この船は、金を掛けて作ったものの、実用に至らなかったと以前、ニュースで取り上げていたのを記憶している。
(係留されていたスーパーライナーおがさわら)
少しすると、瀬戸内海へ。
穏やかな天候ゆえ波も穏やかだった。
列車で海を渡れば、確かに速かったかももしれないが、少しは変化がなければ楽しくない。
そう思えば、こんな船旅を行程に挟んでみるのも悪くないなと感じた。
また、かなり遠かったが、瀬戸大橋も見ることが出来た。
(遙か彼方に瀬戸大橋)
途中、宇野行フェリー(第八十一宇高丸)とすれ違う。
(宇野行フェリー)
それ以外にも、漁船や工業用とおぼしき船などとすれ違う。
橋(瀬戸大橋)があっても、まだまだ船の活躍する場はあるのだなと。
そして、1時間ほどで高松港へ。
鉄道で上陸するのとは違い、なんだか異国に旅してきたような気分になる。
おそらく、中国や台湾などに船で旅をすればこんな感じなのかなと思った。
(船上から高松駅方向)
車を下ろす関係もあり、港内で転回する。
後部に乗った船員が手際よく誘導し、徐々に岸壁に近づいていく。
(後部の船員が誘導していく)
到着まで屋上にいたため、車が下船し始めてから下船する。
乗船・下船ともに、自動車の積み込み口からだった。
それにしても、あっという間の船旅だった。
天気がよく、景色もよかったので、
ここから徒歩で高松駅に向かう。
※加筆修正
→08/05/04 記事形式変更に伴い、文章構成等を一部見直し。
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